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チャールズ・エリス著書「敗者のゲーム」で彼は、個人投資家のための十戒として以下のことを挙げています。個人投資家が資産運用を行って上で、非常に役立つので参考にしてみてください。
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投機的判断で動いてはいけない。
もしあなたが衝動に駆られ、どうしても市場の動きを見ながら売買しようというなら、あなたはプロを相手に相場を張っていることを自覚して、投資額をラスベガスでプロとギャンブルする程度に抑えたほうが良い。
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決して噂につられて売買するな。
確実な噂であっても、見送らねばならない。重要なインサイダー情報だけが信頼に足るものだが、これを使うのは違法である。 |
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税務上有利という理由で動いてはいけない。
そうした商品は投資対象として魅力はない。
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自分の住宅を投資資産として考えてはいけない。
住宅は家族と生活する場所であり、それ以上のもではない。
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商品取引は考えものである。
過去10年間、アメリカで商品取引の助言おしてきた業者の実績についてのレポートがある。それによれば何人儲けたか。ほどんどいない。しかし、業者は手数料をもらって儲けている。
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証券会社の担当の人に気をつけなさい。
多くの場合、素晴らしい人たちである。しかし、彼らの仕事はあなたを儲けさせることではない。彼らの仕事はあなたから儲けることなのだ。もちろん、とても良心的で長年、担当してきた顧客の身になって、質の高い仕事をしてきた人も少なくない。ただ、あなたの担当の人がそうとは限らない。
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新金融商品に投資してはならない。
この手のほとんどは、投資家に保有されるためというより、投資家に売るために設計されている。
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債券は元本、利息が安全だとか、リクスが少ないと聞いて、債券に投資してはいけない。
債券価格もほとんど株式と同様に変動するし、さらに債券は、長期運用にとって真のリクスであるインフレに弱い。
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お金の価値保存やその他の役割は評価できるとしても、決してお金に心奪われてしまってはいけない。
もし、その資産が年に10倍以上にもなったりすれば、おそらくあなたはお金に気を取られすぎ、群衆心理に飲み込まれる危険も大きくなる。とにかく気持ちだけでも、散歩に出かけ、頭を冷やさなければ。 |
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直感を信じてはいけない。
うまくいって有頂天の時は、大やけどが待っていると思ったほうがよい。偶然の相場上昇による恩恵と、自分の腕を混同してはいけない。落ち込んだときは、夜明け前が一番暗いということを思い出そう。そして何もしないことだ。運用で長期的に成功する秘訣は、市場の短期的な動きを丁重に無視することである。頑張りすぎてはいけない。売買は運用のプラスアルファの部分にすぎない。複利の効果だけに十分な仕事をさせればよい。 |
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